審査の厳しい米国で特許を取得、英国でも普及が進むNMRパイプテクター®-NMRPT-

NMRパイプテクター®が取得した「米国特許」

日本を中心に世界10ヵ国以上で使用されている配管内の赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」は、日本国特許、米国特許、英国特許、韓国特許、香港特許を取得、登録されています。日本国特許の場合、以前は、他よりも先にそのアイディアや技術の特許を出願すれば、先願制が尊重されていた為に特許が取得できました。米国では、日本に比べ審査が厳しく、本当に特許内容が「正しい」のか、その特許内容が「実現可能」なのかも審査に入ります。

さらに米国特許は、その特許技術が本当に「実用化されている」のかまで問われます。海外における厳しい特許審査を通過し、NMRパイプテクター®は、世界の主要国での特許を取得しています。

英国で最初に設置されたNMRパイプテクター®-NMRPT-

2004年2月16日当時、NMRパイプテクター®は英国での特許を有し、「腐食」に関する学会での論文が発表されたことで信頼性を確立していた事から、英国で最初に「アッデンブルックス病院」にNMRパイプテクター®が設置されました。その経緯は、ケンブリッジ大学付属病院である「アッデンブルックス病院」で配管更新の3年後に漏水が発生した為、ケンブリッジ大学に推薦された事です。設置による防錆効果は、温水中の鉄分値はNMRパイプテクター®設置前の1.07㎎/ℓから、11日後には0.188㎎/ℓと、鉄分値が水質基準値0.2㎎/ℓ以下になり、NMRパイプテクター®設置後、わずか11日間で亜鉛メッキ鋼管製の給湯配管内の赤錆進行が完全に停止、水中の鉄分値が減少しました。

英国で普及が進むNMRパイプテクター®-NMRPT-

アッデンブルックス病院でのNMRパイプテクター®設置による、防錆効果が高く評価された事で、英国国立病院機構(NHS)の本部へ伝わり、ロンドンの本部病院である聖トーマス病院の他に、聖マリー病院、ウィッティントン病院、ハマースミス病院、モーズレー病院など、配管の赤錆問題を抱えている多くのNHSの病院でNMRパイプテクター®が設置されました。NMRパイプテクター®の設置後には防錆効果検証を実施し、その結果、水中の鉄分値を設置前に比べ大幅に減少させ、赤錆防止効果を立証しました。

病院以外の英国の建物としては、ロンドン市庁舎、ハロッズ・デパート、BBC(英国放送協会)、バッキンガム宮殿、ウィンザー城、大英博物館、ロンドン市立大学、スコットランド王立銀行(RBS)、ヒルトンホテル、マンダリンオリエンタルホテル、シスルウェストミンスターホテル、ホリデイ・イン・ロンドン・ヒースロー、ミレニアムホテル、マリオットホテル、ロイヤルガーデンホテルなどでNMRパイプテクター®は設置されました。NMRパイプテクター®を設置したすべての建物で、配管内の赤錆による水中の鉄分値を大幅に減少させ、赤錆防止効果を立証してご使用いただいています。

英国の日本と異なるところは、英国では、病院など施設の建物の管理は独立したコンサルタント会社が担当している場合がほとんどです。NMRパイプテクター®の防錆効果を評価した、コンサルタント会社によって病院だけでなく、英国を代表とする世界的にも有名な建物に、NMRパイプテクター®は数多く推薦・紹介され設置されてきました。
NMRパイプテクター®は、確かな実績と特許を保持していることから、英国地方政府より助成金が支給されています。 これは、当社の英国子会社である「Japan System Planning UK,Inc.」が英国以外のヨーロッパの国々にもNMRパイプテクター®が普及するよう、英国政府から補助金が支給されたものです。

米国、米海軍横須賀基地病院でも防錆効果を発揮

米国での特許を保持していることから、米国での大型施設としては、2011年1月25日に、神奈川県横須賀市にある「米海軍横須賀基地病院」にNMRパイプテクター®が設置されています。NMRパイプテクター®設置後の効果検証によって、赤錆防止効果の立証がされた事で、米軍および米国政府機関との取引に必要な企業登録(企業識別コード)ダンズナンバー(Duns No)が登録されました。


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