英国の放送局BBCでのNMRパイプテクター-NMRPT-®

導入事例  

海外でも特に英国では、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®の導入実績が多く、その中でも今回は英国のBBC(英国放送協会・British Broadcasting Corporation)での導入事例を紹介します。

NMRパイプテクター-NMRPT-®の防錆について

NMRパイプテクター®は、配管内の赤錆を黒錆に還元する事で配管内の防錆と長期配管延命をする、世界で唯一の技術です。配管の外側に装着したNMRパイプテクター®からは特定の電磁波が発せられ、配管内を通過した水に次のような作用を与えます。水中の水素がNMRパイプテクター®の発する特定の電磁波によって、核磁気共鳴(NMR)を起こし、水分子の大きな凝集体(クラスター)が、小さな凝集体(クラスター)になります。これにより大きなクラスターの内部に存在していた水の自由電子(水和電子)は、小さなクラスターでは外側に移動し、水の流れるエネルギーでこの水和電子は剥離放電を起こし、配管内のふやけた赤錆を還元し、硬い結晶の黒錆に変化させます。

NMRパイプテクター-NMRPT-®による黒錆の優れたメリット

変化した黒錆は、体積が赤錆の1/10と小さく、赤錆と異なり水に溶けない硬い結晶の為に配管は強化されます。黒錆でのコーティングは昔から、鉄素地を赤錆から守る目的で使われ、中華鍋や南部鉄瓶で見る事ができます。

防錆効果以外にもNMRパイプテクター®はコスト面で優れており、給水管の場合、配管更新の1/10~1/5の費用で導入でき、ランニングコストが不要で配管を40年以上延命します。

BBCについて

BBCは、英国のラジオやTVを運営する公共の放送局で、視聴者からの受信料が主な原資となっており、日本のNHKに似た役割の放送局でもあります。

BBCについて詳しくない方でも、報道番組「BBCニュース」の番組名は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?

NMRパイプテクター-NMRPT-®は当時、英国での防錆効果検証の実績が数多くあった事でBBCは導入を決定

BBCは1922年に「イギリス放送会社」の名でラジオ局として開局しました。歴史のあるBBCでは、老朽化の進んだ建物も多くあり、その中のメインブロックビルは2006年当時、築後53年が経過していました。

メインブロックビルでは、耐用年数が10~20年程の亜鉛メッキ鋼管が冷却水配管に使用され、30年以上も耐用年数を過ぎていた配管内では、深刻な赤錆腐食が起こっていた為に、早急な対策が必要でした。英国では当時すでに、アッデンブルックス病院やハロッズデパートといった大型施設でのNMRパイプテクター®の導入実績があり、防錆効果の立証もされていた事から、2006年4月に、同様の赤錆腐食があったステージ5ビルと共にNMRパイプテクター®が導入されました。

1ヵ月程でBBCの深刻な赤錆問題を解決

NMRパイプテクター®導入後の防錆効果を確認する為に、水質検査を実施しました。NMRパイプテクター®導入前のメインブロックビルの冷却水配管の循環水中の鉄分値は、5.53mg/ℓと配管内の赤錆腐食がかなり進んでいる、高い数値を示していました。導入32日後の検査では、水中の鉄分値は0.05mg/ℓとなり、防錆効果により赤錆による鉄分値の大幅な減少が確認できました。同様にステージ5ビルでも、導入前3.80mg/ℓと高かった水中の鉄分値が、導入32日後は0.06mg/ℓまで減少し、NMRパイプテクター®の防錆効果により、完全に配管内の赤錆劣化を防止した事を立証しました。

配管更新の前にNMRパイプテクター-NMRPT-®による防錆対策を比較検討ください

今回の事例では、耐用年数20年程の亜鉛メッキ鋼管を53年間使用し、赤錆腐食の深刻であった状態からでも、NMRパイプテクター®の防錆効果は有効である事が立証されました。NMRパイプテクター®の防錆効果は、赤錆腐食の進行を止めるだけでなく、冒頭での説明の様に赤錆の黒錆化により配管内を強化させ、長期配管を延命するものです。つまり、NMRパイプテクター®導入時よりも、配管内の状態は良くなっていくという、他の配管更生技術では成し得ない技術がNMRパイプテクター®にはあります。

この防錆効果は、赤錆腐食の進行した配管ではもちろん、新品の赤錆腐食の全くない配管でも赤錆の発生を抑え、綺麗な配管状態を維持していくのに有効です。NMRパイプテクター®は、配管内の赤錆腐食に最適な対策である事は、これまでの4,200棟以上での導入先で検証していただき、満足して使用して頂いております。

配管内の赤錆劣化問題に対して、どの様な対策をしていくかご検討の際は是非NMRパイプテクター®についてお問い合わせください。

日本でも馴染み深い放送局「BBCニュース」

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