導入背景
本物件は築21年の時に亜鉛めっき鋼管（SGP）の空調冷温水配管内の赤錆劣化が進んでいる事から、配管更生装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
設置前に空調冷温水を採水したところ、水の色は茶色に着色しており、水中の全鉄値は28mg/lと配管内の赤錆腐食が大変進行していることが判明しました。
設置2週間後の採水では水中の全鉄値は4.0mg/lと大幅に減少し、設置6週間後の採水で水の色はほぼ透明になり、その水中の全鉄値は1.6mg/lとさらに減少しました。
赤錆の進行は完全に停止し、体積10分の1の水に溶けない不動態の黒錆に変化したことが立証されました。
導入概要
| 所在地 | 北海道 |
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| 建物概要 | 築21年、13階建、312室、ホテル |
| 設置日 | 2018年2月 |
| 設置配管/設置数 | 冷温水ヘッダー（往）一次側HP-1系統冷温水主管(SGP管 150mm)/PT-150DS×1台 冷温水ヘッダー（往）一次側RB-1-1系統冷温水主管(SGP管 150mm)/PT-150DS×1台 |
採水による効果検証
循環している配管内の水を「採水」し、水中に含まれる鉄分値を計測して効果を測定します。
| 設置前 | 設置2週間後 | 設置4週間後 | 設置6週間後 | |
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| 検体写真と 全鉄値（mg/l） |  |  |  |  |