他には無いNMRパイプテクター®-NMRPT-の長期給水配管更生方法

NMRパイプテクター®-NMRPT-が世界で唯一と言われる理由

過去30年間に150社を超える磁石装置が防錆装置として販売されましたが、防錆効果を証明した製品は皆無でした。

また、犠牲体電気防食工法や電極方式では、防錆効果を与える電子が一番近くの錆こぶのみに流れ、その先には効果が及ばないという問題があり、防錆効果を配管全体に起こす事は期待できません。

膜脱気などの工法では、給水配管の水の使用量が増える夕方などの時間帯では、処理が間に合わず効果が不十分となり、防錆効果を証明できませんでした。

また、給水管用エポキシライニング工法では、人体への有害性が指摘されているビスフェノール類がエポキシ樹脂の主成分として使用されている為に、配管更生効果があっても、給水管として水質の安全性を確保できない問題がありました。

NMRパイプテクター®-NMRPT-は配管内の赤錆を体積10分の1で固い結晶の黒錆に変化させ防錆を行います

配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は、当社独自の技術「NMR工法」により赤錆を黒錆に還元し、黒錆によって配管を強化する唯一の配管更生工法です。

黒錆の利点は、不溶性で固い結晶の不動態である点です。もろくふやけた赤錆を体積が1/10以下の固い黒錆へ還元する事で、配管内を強化する事ができます。また、対策をしなければ増え続ける赤錆と異なり、体積の小さな黒錆は赤錆による配管閉塞を改善させます。

配管の外側に設置する装置であるNMRパイプテクター®は衛生面でも優れており、配管内の水に直接触れることがない為に、安全・安心です。

 最適な防錆効果を得る為にも、NMRパイプテクター®の導入において、当社技術作業員が現地調査を行い、お客様に安心、納得いただけるNMRパイプテクター®の設置提案をいたします。

NMR工法については、研究を重ね、研究論文を「(社)日本防錆技術協会」や「アジア太平洋防錆学会」にて発表しており、その内容について評価されています。また、配管内の赤錆・赤水対策として、赤錆を不溶性で不動態の黒錆(マグネタイト)に還元させる新技術として「マンション管理の実務」(国土交通省認定 財団法人マンション管理センター監修)により、掲載されています。NMR工法は配管更生の工法として、複数の国で特許も取得しています。

NMRパイプテクター®を設置すると電子を供給し、鉄が赤錆になる反応が止まります。次に赤錆にマイナス電子が供給されると、水分子と水酸基が赤錆より放出されFe3o4(黒錆)になります。

NMRパイプテクター®は2020年現在、国内外あわせ4,200棟以上で導入されています。その防錆効果はいずれも高く評価されており、日本では、帝国劇場、熊本赤十字病院、新千歳空港、米海軍横須賀基地病院、といった大型施設でも多数導入され、英国ではバッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドン市庁舎などの歴史的価値の高い施設でも導入が進んでいます。

赤錆の黒錆化は次の方法で検証します

1・配管内の赤錆中の黒錆量を、配管を抜管して測定しその増加を確認

2・配管内の水に溶けている、赤錆量を鉄分値として測定しその減少を確認

3・蛇口に付けたフィルター内に蓄積付着する赤錆量を測定し、その減少を確認

4・配管内異種金属継手部の赤錆閉塞率が、黒錆化での体積収縮により減少で確認


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