英国の五つ星ホテル「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」でもNMRパイプテクター®-NMRPT-採用

マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン イメージ:”https://www.mandarinoriental.com/london/hyde-park/luxury-hotel”

サービスの質を維持する為にも重要な配管の防錆と良好な状態の維持

英国での導入事例として、「ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェア」を紹介しましたが、2014年には同じく英国の五つ星ホテル「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」でもNMRパイプテクター®が採用されています。

表立って目に付く事はあまり無い配管ですが、やはり質の良いサービスの為にも、配管設備の老朽化は無視できるものでは無く、防錆及び良好な状態を維持する事は非常に重要です。

100年以上高級ホテルとして高い評価を得てきたマンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン

マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドンには、「ロイヤル・エントランス」と呼ばれる、ハイド・パーク側を向いたエントランスがありますが、王立公園であった事から、王室が許可しない限り使用できないという問題が1902年に起こりました。現在でも同ホテルはこの伝統を守り、使用する際にはその許可をイギリス政府の王立公園を管理する部署へ求めるようになったという歴史があり、同ホテルは王侯貴族や各国の貴賓にも利用され、格式高いホテルとなっています。歴史がある事からも建物の老朽化は避けられず、配管設備では赤錆問題を抱えていました。

赤錆腐食により水中から基準値の65倍もの鉄分値を検出

給湯配管に亜鉛めっき鋼管を使用していたマンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドンですが、配管内では赤錆腐食が発生し、赤錆の溶出によって配管内の水中の鉄分値は13.35mg/ℓと、英国の水質法に基づく水中の鉄分値の基準である、0.2㎎/ℓを大幅に超える深刻な赤錆状態である事が分かりました。

NMRパイプテクター®-NMRPT-によってわずか一カ月で赤錆腐食を停止

赤錆腐食によって漏水等の問題に発展するリスクが高い事から、迅速な対応が必要と判断したマンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドンは、2014年7月にNMRパイプテクター®を採用しました。その後、防錆効果の確認の為、採水検査を実施したところ、NMRパイプテクター®の設置から一カ月ほどで設置前の13.35mg/ℓと高かった鉄分値が0.004mg/ℓまで大幅に減少し、防錆効果によって完全に赤錆腐食の進行が停止した事が確認されました。

赤錆を防ぐために赤錆を利用するNMRパイプテクター®-NMRPT-の逆転の発想

赤錆が配管内で増加する事で、「赤水」「配管内赤錆閉塞」「漏水」といった問題を引き起こします。NMRパイプテクター®の防錆効果は、配管に対してデメリットでしかないこの赤錆を黒錆に変える事で長期配管延命を行うものです。この黒錆は、古くは奈良時代や平安時代に作成された神社やお寺の釘、蝶番などで利用されてきました。その目的は、赤錆腐食から鉄を守る為のコーティングで、実際に何百年もの間、赤錆が発生していない事からその防錆効果の高さが分かります。

NMRパイプテクター®-NMRPT-が最適な配管防錆を提供いたします

今回はマンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドンの導入事例を紹介しましたが、他にも様々な建物での防錆効果や、NMRパイプテクター®の防錆原理について説明した導入事例もご用意していますので是非ご覧ください。NMRパイプテクター®の防錆技術には専門的な部分も多く、分かりにくい方もいらっしゃるかと思います。弊社までお電話いただければ、NMRパイプテクター®の内容や、他工法との比較、ご検討の建物でどの様なメリットが得られるのかも詳しく案内いたします。是非ご相談ください。

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