配管設備の維持に最適なNMRパイプテクター®-NMRPT-
これまでに様々な建物で導入がされてきた、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®ですが、利用客へのサービスに細心の注意を払っているホテル業では、その一環としてNMRパイプテクター®を採用するケースも少なくありません。今回は、5つ星の高級ホテルとして高い評価を得ている、英国の「ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェア」でのNMRパイプテクター®導入事例を紹介します。
開業当時より高級ホテルとして高い評価を維持
1897年に建設された、歴史あるミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアはロンドンのメイフェアエリアに位置します。この「ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェア」の名称は、NMRパイプテクター®が導入された2008年時点での名称で、ホテルチェーンのヒルトンにより現在は大規模な改装が行われ、2019年より「ザ・ビルトモア・メイフェア(LXRホテルズ&リゾーツ)」と名称を改め、現在も変わらずに利用者から高い評価を得ています。
多数の建物で防錆効果を実証していた事で信頼を得ていたNMRパイプテクター®-NMRPT-
2008年のまだ改装前のミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアでは、空調温水配管内に赤錆腐食が発生していました。赤錆腐食を放置すれば漏水等の問題に発展し、ホテルのサービスへの支障や高級ホテルとしての質を損ねるリスクもあり、適切な防錆対策が急務でした。この頃、英国ではすでにNMRパイプテクター®は、ヒルトンホテル ポーツマスやロイヤルガーデンホテル、シスル ウェストミンスター ホテル、ホリデイ・イン ホテルヒースローといったホテルで採用がされ、ハロッズデパートやウィンザー城といった、世界的にも知名度の高い施設への採用もあった事で、NMRパイプテクター®の防錆効果について信頼され、ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアでも採用が決定しました。
NMRパイプテクター®-NMRPT-の防錆効果で6週間後には赤錆による漏水等のリスクを解決
赤錆問題の起こっていた空調温水配管内の、赤錆による水中の鉄分値を確認する為に、NMRパイプテクター®導入前の水質検査を実施しました。その結果、配管内の循環水の鉄分値は15.70mg/ℓと高い数値である事から、赤錆が水中に多く溶け出している事が確認され、赤錆腐食の深刻な状況である事が分かりました。NMR パイプテクター®の導入6週間後に再度、水質検査を行ったところ、鉄分値は0.16mg/ℓと、約1/100程にまで大幅に減少している事が確認されました。この鉄分値は、水質として全く問題のない値まで減少しており、赤錆腐食の進行が停止した事を立証する結果となりました。
防錆対策として4,200棟以上で採用されてきたことがNMRパイプテクター®-NMRPT-の評価を示しています
通常、配管にとってデメリットでしかない赤錆を、防錆面で優れた黒錆に還元する事で、NMR パイプテクター®は配管の長期延命を行っています。
黒錆は赤錆と異なり水に溶けず、黒錆の体積は赤錆の10分の1程の為に、赤錆による配管内の詰りを縮小改善します。また、配管内では不動態である硬い黒錆被膜が赤錆表面を覆う事で、配管内が強化されます。これにより配管内に新規の赤錆が発生しなくなり、配管更新が必要なくなり、配管は良好な状態が保たれる事になりました。
幾つか種類のある配管更生ですが、全て配管更新までの時期を遅らせる効果しかなく、配管を建物寿命まで延命可能なのは、NMR パイプテクター®の技術以外他にありません。その結果として、NMR パイプテクター®は2020年時点で4,200棟以上に導入されてきました。安心した配管設備の維持の為に、NMR パイプテクター®が最適な防錆対策となります。