コラム

空調冷温水配管、亜鉛メッキ鋼管の配管寿命を40年以上延長可能！

by 日本システム企画株式会社 北海道支店

一般的に配管の寿命は建物寿命の半分以下しかなく、給水配管や空調冷温水配管に使用される亜鉛メッキ鋼管(SGP管)と呼ばれる配管用炭素鋼鋼管(白)の配管寿命は20年程とされています。配管の延命の為には、赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」を導入する事によって、配管寿命が20年だった亜鉛メッキ鋼管が40年以上も使用する事が可能となります。実際のNMRパイプテクター®導入事例を紹介いたします。

給水配管の配管寿命延命の事例

2020年現在築55年　東京都府中市の大手DPE工場での防錆効果

平成12年当時、築35年が経っていた大手DPE工場では、赤錆腐食により給水配管寿命が2ヶ月と診断され、対策の為にNMRパイプテクター®を導入しました。採水による検査結果では、NMRパイプテクター®導入前の夜間に滞留していた朝一番の水中の鉄分値は0.5㎎/ℓと、DPEに使用される水としては不適合なものでした。NMRパイプテクター®を導入後6日後の採水検査では、水中の鉄分値が10分の1の0.05㎎/ℓ未満まで低下しています。その後も水質改善は継続し、水中の鉄分値は0.03㎎/ℓ以下となり、導入後の新規の漏水や赤錆腐食による問題は全く発生していません。

空調冷温水配管の配管寿命延命の事例

2020年現在築54年　東京都千代田区丸の内「帝劇ビル」

一般的に配管の寿命は建物寿命の半分以下しかなく、給水配管や空調冷温水配管に使用される亜鉛メッキ鋼管(SGP管)と呼ばれる配管用炭素鋼鋼管(白)の配管寿命は20年程とされています。配管の延命の為には、赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」を導入する事によって、配管寿命が20年だった亜鉛メッキ鋼管が40年以上も使用する事が可能となります。実際のNMRパイプテクター®導入事例を紹介いたします。

平成12年当時、築34年が経っていた「帝劇ビル」では、空調冷温水配管として使用されていた亜鉛メッキ鋼管は、配管内の赤錆腐食の進行により一部から漏水が発生していました。その為にNMRパイプテクター®を導入し、その後は配管内の赤錆腐食の進行は停止し、2020年時点で築54年と一般的な配管の寿命を30年以上も上回っているのに、新規の漏水もなく問題のない配管状態を維持しています。空調冷温水配管はNMRパイプテクター®の導入によって延命され、配管更新不要となりました。

2020年現在築55年　東京都千代田区丸の内「八重洲口会館」

平成27年当時、築50年が経っていた「八重洲口会館」では、配管内赤錆腐食防止の為に、空調冷温水配管、および空調冷却水配管にNMRパイプテクター®を導入いたしました。
採水による検査結果では、NMRパイプテクター®導入前の冷却水配管内の循環している冷却水中の鉄分値は11㎎/ℓありましたが、NMRパイプテクター®導入1週間後の採水検査では、鉄分値が0.1㎎/ℓ未満とわずか1週間で大幅に減少し、配管内の赤錆を完全に防止した事を立証しています。その後も赤錆腐食は継続し、配管を延命し続けています。

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